流れ星たちよ


たくさんの星を見た。流れ星を見た。

たくさんのもので溢れている街では見れない星たちだった。

ここで、こんなにたくさんの星が見れることなど忘れていた。

大事なものだったのかもしれない。

明るすぎるあの場所は、ほんとうは存在する星たちまで見えない。

 

この場所が好きだという理由など、

たくさんの星がきれいだということだけで十分だった。