救急車、愛しい人、雨

救急車の音が聞こえる。

自分は死にたいのに、

それとは反対に生きようと必死になっている人、それを助けたい人がいる。

 


午前4時すぎ 少し明るくなってきた頃。

 


愛しいひとが眠るかわいい寝顔をみて。

タバコの火をわけてあげたぼろぼろの服を着たあのおじいさんは、どこへ行くのだろう。

まだ少し雨、降ってますよ。