太陽の手、月の背中

薄暗い部屋の明かりに、ぬくもりのある太陽の手に緩く触れた。

僕は、何をしたいのかがわからないから、君が楽しそうで笑ってたらいいなと思った。

 

夜中に潰れそうになって、どうしようもない時、月の背中を見た。

急にどこか他人のような冷たさがひっそりとしていた。こんな時をどうやって過ごせばいいのか、何度経験しても乗り越え方が、未だにわからない。